今回は、近年選ばれる方が増えている「家族葬」について考えてみたいと思います。皆さんは、家族葬という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか。参列する人数が少ない葬儀、あるいは費用を抑えた葬儀といった印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
実は、家族葬にははっきりとした定義があるわけではなく、人によって捉え方もさまざまです。今回は、家族葬を検討する際のポイントや、事前に決めておくと安心な事柄について、高知の現状を踏まえてお伝えいたします。
「家族葬」と呼ばれる葬儀のポイント
家族葬には明確な決まりはありませんが、その基本的な考え方は、従来の「不特定多数の方に訃報をお知らせして参列していただく葬儀」とは異なります。どちらかといえば「訃報の連絡範囲を最小限にとどめ、親しい方、近しい方だけで温かくお見送りしたい」というご希望がベースとなるお葬式です。
家族葬を検討される際には、以下のような点を参考にしてみてください。
高知新聞に訃報告知を掲載しない
高知で家族葬を希望される場合は、高知新聞の訃報告知(お悔やみ欄)への掲載を控えるのが一般的です。訃報告知を掲載するということは、公に訃報を知らせることを意味します。不特定多数の方がその情報を目にされるため、結果として多くの方が参列される状況になりやすく、「親しい者だけで静かに行いたい」という本来のご希望と食い違ってしまう可能性があるからです。
現役を退いて時間が経っている場合
故人様が高齢で、ご遺族もすでにお仕事を退職されてから長く経っている場合、外部とのお付き合いが落ち着いていることが多いため、自然と参列される方は限られてきます。例えば、故人様が90歳近いようなケースでは、ご友人や現役時代のお知り合いもすでにお亡くなりになっていることも多く、自然な形で家族葬に近い形のお見送りが行われます。
ご親族のみで行うという強い希望がある場合
故人様の遺志や、ご家族の皆様が「家族だけでお別れしたい」という強い希望をお持ちの場合は、周囲の方々への対応をあらかじめ決めておくことが大切です。例えば、お香典(故人へのお供えのお金)を辞退するのか、もし駆けつけてくださった場合はお焼香だけしていただくのか、お電話があった際に参列をご遠慮いただく旨をどうお伝えするか、といった点です。こうした対応を事前に相談しておかないと、当日に多くの会葬者(お参りに来られる方)への対応に追われ、ゆっくりとお別れができなかったというケースも少なくありません。
改めてお別れ会などを予定している場合
後日、改めて一般の方向けの「お別れ会」を予定している場合は、まずは家族でゆっくりと葬儀を済ませます。会社に多大な貢献をされた方や、著名な方の葬儀などで見られる形式です。かつては、先に身内だけで済ませる葬儀を「密葬(みっそう)」、後日の一般向け葬儀を「本葬(ほんそう)」と呼んでいました。現在、密葬という言葉は「周囲には知らせず、家族のみでひっそり行う葬儀」という意味で使われることが多くなっています。
実際の「家族葬」はどう進むのでしょうか
現在、家族葬を選ばれる方は非常に多くなっています。ご相談をいただく際にも、最初は「家族だけで執り行いたいです」とお話しされるケースがほとんどです。しかし、実際に葬儀を終えてみると、ご家族のほかに親しかったご友人、ご近所の方、あるいは会社の方が代表でお一人だけお見えになるということも多く、完全に家族のみで終わるケースは意外と少ないのが実情です。
ご家族と同じように、最後にお別れをしたいと願う方々もいらっしゃいます。訃報を耳にして「一目でいいからお会いしたい」と駆けつけてくださる方の想いを汲み取り、お参りをご案内することも一つの大切な選択です。
家族葬には決まった形式がないからこそ、ご家族でどのような時間を過ごしたいかを話し合っておくことが重要です。まずは第一歩として、「高知市で家族葬を考えるなら、新聞掲載はしない」という点から検討してみてはいかがでしょうか。
次回は、家族葬の際に具体的に決めておくべきことについて詳しくお話しさせていただきます。
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