前回は、「永代供養」についてお話しをしてみました。
→永代供養とは
今回は、その「永代供養」の中のお墓に関することとして、お墓の新しいカタチとして登場した「樹木葬」についてお話しをしてみたいと思います。
簡単に説明しますと、平成12年頃に岩手県のお寺様が始めたのが最初と言われております。そして、「葬」という表記ですが、葬儀のことではなく「お墓」のことをいいます。
通常、個人墓や納骨堂タイプのお墓というものは、まず墓地(土地)を用意してその上に墓石を置いて建てるものですが、この「樹木葬」は、亡くなった時には「お墓」ではなく自然に還りたい、還してあげたいという想いの方がされる事が多く、30~50cm角の墓地に穴を掘り、その穴の中に御骨を埋葬するというものです。「樹木葬」では○○家として個々に分けて納骨するお墓と違い、樹木葬として用意された区画に様々な方が埋骨されるようになります。ところによっては埋骨した後特に墓石などを構えないものもありますし、墓石を置くのではなく名前を刻んだプレート型の石碑を置くシンプルなものもあります。
「樹木葬」は、宗教法人などが管理している霊園の中に造られているケースが多いと思いますが、一般的に・・・
●管理費が不要
●承継者が不要
●宗教・宗派を問わない
●最期は大地に還りたい
●従来のお墓を建てるより安価である
・・・といったようなことが特徴としてあり、今非常に注目されております。
●これからお墓の建立を考えている
●お墓を建てても承継者がいない
●今あるお墓を閉じて新しくやり替えを考えているひとつとして
・・・このようなケースをお考えの方々は、一考の余地があるのではないかと思われます。
もし気になる方は、当社のホームページにも「樹木葬」のことをより詳しく書いたページがございますので、そちらの方をご覧下さい。
→ドリーマーの樹木葬