家族で話し合うことの大切さ
前回に引き続き、永代供養について考えていきます。今回は、最後にとても大切なポイントをお伝えしたいと思います。
永代供養を検討する上で欠かせないこと、それは承継者となる方を含めたご家族や、その後の管理をお願いする方々としっかりと話し合いをすることです。
例えば、すでにお墓はあるけれど「子供に迷惑をかけたくない」という理由で、お墓を撤去する墓じまいを行い、お寺へ供養を任せたいと考える方がいらっしゃいます。特にお子様が県外に住んでいる場合は、そのように気遣われるケースが多いようです。
しかし、ご家族への相談がないまま、当事者お一人で話を進めてしまうのは注意が必要です。
良かれと思った行動がトラブルの原因になることも
実際に、お子様とお話しをしてみると「お墓参りのたびに帰省するつもりなので、今後も自分がお世話をしていきたい」「実家へ帰るきっかけとしてお墓参りを楽しみにしている」といった声をいただくことがよくあります。
場合によっては「どうしてお寺に預けてしまったの?」「なぜ勝手にお墓をなくしたの?」と、良かれと思って決めたことが親族間のトラブルに発展してしまったケースも過去にはございました。
まずは、今後の供養をお願いする方と対話をすることが非常に重要です。
・今あるお墓を自分が守っていきたい
・お墓が遠方にあるので近くに移動させたい
・県外に住む子供の家の近くへお墓を引っ越したい(改葬)
・引き継ぐ家族がいないのでお寺にお願いしたい
このように、話し合いを進めることで皆さんの多様な考えが見えてくるはずです。こうした想いを共有することが、納得のいく供養につながります。自分一人で抱え込まず、家族全員で考えていくべき問題なのです。
供養の形はさまざまです
これまでの内容をまとめますと、現実的な解決方法としては以下のような選択肢が挙げられます。
お位牌については、お寺にお預けするか、ご自身でお祀りを続けることになります。お骨については、お寺での永代供養のほか、現在のお墓への納骨、新しいお墓の建立、さらには樹木葬や海への散骨といった方法も検討できるでしょう。
※今回は仏式を例にお話ししましたが、神式の場合も、お位牌にあたる霊璽(れいじ)というものがございます。考え方は同じですのでご安心ください。最近では高知市内でも、霊璽やご遺骨の永代供養を受け付けている神社が増えています。
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