家族葬の増加
ドリーマーでは、毎月お電話やご来館いただいての事前相談を承っております。
お問い合わせいただく背景はさまざまで、「危篤状態にある」「余命宣告をうけた」「元気だけど高齢」など、多岐にわたります。なかにはご自身の最期を考えたいという方もいらっしゃいます。
しかし、多くの方に共通しているのが「葬儀は家族葬でおこないたい」という言葉です。
今回は家族葬とはどんなお葬式なのか、お伝えします。
家族葬とは
「家族葬」ときくと人数が少ない、かかる費用が少ない、といったイメージがあるかと思います。実はそこに明確な定義はなく、人によって捉え方が違います。
共通しているポイントとしては、「不特定多数の方に訃報を知ってもらい参列していただく葬儀」ではなく、「訃報を最小限の方にとどめ、親しい方、近しい方だけ参列していただく葬儀」という点です。以前は玄関先に葬儀の案内を貼ったり、近所の方、町内会、職場の方たちなど多数の方にお声がけしていました。しかし最近は隣の家でも亡くなったことを知らない、知っても葬儀には参列しない、という方も増えています。
家族葬の意外なトラブル
近年ご相談が増えている家族葬ですが、なかにはどこからともなく訃報が伝わり想定より多くの会葬者がいらっしゃったり、葬儀が終わってから「なぜ知らせてくれなかったのか」と親族間でトラブルになった、などのお話も伺います。ご自宅にお香典を持って訪ねてくる方がたくさんいらっしゃって対応におわれた、といった場合もあり、事前に考慮すべきこともあります。
お葬式にこめる想い
ここまでにお伝えした通り、家族葬に明確な定義はありません。用意する祭壇やお棺などに明確な変化はなく、大切な故人様をお見送りすることに変わりはありません。またご家族の方とおなじく、故人様と最後のお別れをしたい方々はたくさんいらっしゃいます。
まずは大切なひととの思い出を振り返りながら、どんなお葬式にしたいか、どんなお別れの時間にしたいかをゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。
お困りの際はいつでもドリーマーにお問い合わせください。